ニュースリリース

AVL Simulation Software Suite 2021 R1 リリース

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AVL Simulation Software Suite 2021 R1をリリースいたしましたので、ご案内いたします。また、本リリースに含まれるソフトウェア開発の成果についてお知らせします。

AVLではこの変革期において、皆様の解析業務へのサポートをより一層強化することに焦点を当てて開発を進めて参りました。電動化、デジタル化、バーチャル化によってもたらされる課題は数多くあります。これらの新しいシミュレーションタスクを遂行するだけでなく、時間・コストの制約下で、既存の業務もより一層効率化する必要があります。さらに、COVID-19は、生活スタイルや業務環境の変化をもたらしました。私たちAVLの目標は、この変化の状況下において皆様に最も役立つソフトウェアバージョンを準備することでした。

パワートレインの電動化のため、電動パワートレインシステム、バッテリー、燃料電池などのソフトウェア機能をさらに拡張しました。例えば、AVL EXCITE™ for e-Axleの新しいジョイントモデルは、パワートレインや車両へのインテグレーションを可能とします。

バッテリーについては、AVL CRUISE™ Mの新しい設計ツールを用いてバッテリーレイアウトの定義に必要な電気的性能と熱マネジメントを行うことができます。また、安全性は重要なトピックスの1つであるため、アビューズからハザードに対応するすべての解析作業ステップを簡単にAVL FIRE™ Mの熱暴走解析ワークフローで行うことができます。

新しい燃料電池(FC)スタックモデリングアプローチにより、FCシステム全体をリアルタイムでシミュレーションできるようになり、開発プロセスの上流設計段階だけではなく実験のサポートやキャリブレーションにも同じモデルを使用することができます。またモデルでのFC劣化のシミュレーション機能も強くリクエストをいただいており実装いたしました。この実装では、すべての主要な経年劣化の影響をカバーし、電流密度、電圧、湿度、温度などの実際の動作条件に応じて経年劣化を予測することができます。

私たちAVLはICエンジンの重要性を理解しており、新しいソフトウェアの開発においてもICエンジンシミュレーションを継続的にサポートしていきます。今回の主な焦点は作業効率化によるコスト削減になり、シミュレーションワークフローの改善とAVLでのICエンジンシミュレーションノウハウを反映した設定、入力条件テンプレート化を行いました。これにより、3Dエンジン性能とエミッションをシミュレーションする新しい「AVL FIRE™ M Engine」が誕生しました。また、構造側では、AVL EXCITE™のモデリングの柔軟性を高めメッシュ生成とモデル設定の自動化を行いました。

システムレベルでは、モデルベース開発におけるコンセプトレベルからキャリブレーションまでのシームレスな実装が重要な成功要因になります。そのため、AVL CRUISE™ Mの新しい機能としてコンポーネントやドライビングマニューバ、プラントモデル生成のためのワークフローを改善しました。また、ADAS/AD開発用には、新たにシScenario Designerが加わり、ASAM OpenSCENARIO 1.0 standardに基づいてテストシナリオの作成よび管理ができます。

AVLから仮想環境としてどこからでも当社のソフトウェアとデータが使用できるVirtual APPとVirtual HPCをご紹介します。これにより、ホームオフィスでの作業がより簡単で便利になります。もちろん、これまでのオンプレミスでのソフトウェア提供も継続してまいります。
このリリースでは、さらに多くの機能アップデートがございます。
最新のSimulation Software Suite 2021 R1のすべての機能については、 こちら をご参照ください。


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